DEVNET INTERNATIONAL/JAPAN

Global Network of Development Informations

Thai 運河総合開発宣言

2021年2月18日

DEVNET INTERNATIONAL が設立されて以降、取り組み続けていた東南アジア圏の経済政策において重要な役割を担う「Thai 運河開発」が本格的に始動したことを発表します。本発表は現タイ国王であるラーマ 10 世の許可のもとで発表させて頂きます。

DEVNET INTERNATIONAL は 1989 年、創立者 Roberto Savio 氏により南南政策実現を目的とした機関として、国連開発計画(UNDP) の批准のもと、12 か国の協力を得て設立。1995 年に経済社会理事会(ECOSOC)が認める NGO となりました。世界には ECOSOC が認める 5,161 の NGOがあります。(2018 年 9 月現在 )当時のカテゴリ区分 3,2,1 のカテゴリ1に位置し、現在はジェネラル(総合諮問資格)を有する NGO138 団体のトップクラスにいるのが DEVENET INTERNATIONAL です。

2019 年 12 月 16 日、創設者 Roberto Savio 氏、前総裁の Arsenio Rodrioguez 氏による立ち合いのもと、東京でローマオフィスの引継調印式、および私の総裁就任式をさせて頂きました。それから、一年余りで、タイ王国 Thai 運河開発のことを発表出来るということは大変大きな成果です。サビオ氏は DEVNET の創設以降、長年国連関連機関の中で重責を担いながら、南南政策の一つとしてインド・太平洋構想を進めてきました。この Thai 運河開発計画は、同政策において大きな一歩になると確信しております。DEVENET International が本部をローマから東京に移したことの意義は大きく、世界がアジアの時代へ向けて踏み出した一歩となります。南南政策を基調に国連関連機関数社をタイに移し、そして本計画への参加各国による資本・人材・ノウハウを投資により世界規模の開発になるかと期待しております。

Thai 運河開発計画は 2030 年及び 2050 年を区切りとしており、それぞれ SDGs、パリ協定パリ協定を見据えています。開発計画は、長さ 108 キロ、幅 3 キロ、深さ 40 メートル、30 万トン級の船が交差できる運河を軸とした総合開発計画となり、運河および周辺開発予定地の大きさはシンガポールの約4倍の面積に達します。現在、マラッカ海峡では多くの貿易船などが溢れることでウェイティングも増え、海賊も出てきている状況です。この Thai 運河が実現しますと、大型船の交差が可能となり、船の待機が解消される他、観光事業も芽生えてきます。物流が短縮されることの経済効果は非常に大きなものとなります 。第一次世界大戦後の世界恐慌を克服するため、米国ルーズベルト大統領テネシー川流域開発をニューディール政策の柱として行いました。Thai 運河総合開発計画は、今日コロナ禍後に待ち受ける世界大恐慌を乗り越えるビッグプロジェクトになると確信しております。

ASEAN 圏においてはタイの通貨危機以来、数々の国家が危機を乗り越えて経済急成長を遂げました。同様に急成長を遂げているアフリカを含め、これらの国々が今後、世界を発展に導く基礎になると思います。

運河の資金については目途が立っております。Thai 運河は、平地であり開発は規模に比べて非常に速いものと想定しております。長さ 10 キロ、幅 3 キロ、深さ 40 メートルのプールを 11 コマ足していけばいいわけです。入口と出口を掘って出島を作ります。本計画では運河周辺の都市開発までも含めた総合開発とし、テーマを持った街区を作ります。国連機関や各国領事館などが集まった国際街区、世界の王族が集まる Royal City Club、造船・海洋・医学・観光の大学が集まる街区、金融・証券・貴金属・穀物市場等ビジネス街区などです。開発地全体が大規模な特別保税地域となる他、都市近郊農業地を備え、共存共営自主自立の都市としていきます。2030 年の目標 SDGs を実現する街づくりです。本テーマに賛同していただける国家・企業・個人に広く間口を開けていきたいと思っています。開発資金には、産油国の王様たちのオイルダラーも充てる案もあります、一口百億円を 500 口で 5 兆円になりますが、これを資にして運河の開発は可能です。2000 ~ 3000 万人の人口を抱える都市になるまでには約5000兆円ほどかかるかもしれません。それを各国、それぞれ負担していただければ、アフターコロナの大きな目玉になると確信しております。

資本主義、社会主義といった経済体制の違いを超えて、新しい、争いのない、共存共営自主自立型 (CCI) の世界を築いていきたい。これこそが一番大きな世の中の主流となって行くのではないでしょうか。

DEVNET INTERNATIONAL 総裁 明川文保

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